髙山vs左右田戦より

春合宿4日目、髙山君(高2)と左右田(そうだ)君(中3)の試合です。髙山君(黒)の手番。

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髙山君はやむを得ずg2と打ちました。黒はもはや俎板の上の鯉状態。観戦者の誰もが、そして恐らく両対局者も白の必勝を信じていました。しかしc5~f2の黒通しが少し厄介です。

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問題① 白番。最善手順は?

黒g2のあと白c7→黒b6→白a6→黒a7と進んだ局面。黒にはほとんど変化の余地がありません。ここから白はどう寄せるべきでしょうか? 比較的易しい一本道の手順で勝てるので、ぜひ最後まで読んで数えてみて下さい。

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その後白b2→黒b7と進んだ局面。小考の後に左右田君は白h3→黒h1。これは正しい判断でした。図で白b7は白g1に打てるようになるものの白h1に打てず大敗になってしまいます。

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問題② 白番。最善手は?

絶対優勢の局面から形勢不明になってしまった場面。ここで白が踏み止まるための最善手は?

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