ぴーすけの終盤練習より…⑩

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黒番。最善手順は?

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白番。最善手順は?

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詰めオセロ⑨…解答

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黒番。最善手は?

taro-さん、初手はさん、佐谷さん、コメントありがとうございます! 皆さん正解、流石です。私にはb1が盲点になっていました。というのは黒h1→白g1→黒b1ならば黒が取れる上辺を白に与えてしまうからです。それに初手b1だと、初手黒h1→白g1→黒h7から黒a2で第2行を抜く手順も失ってしまいます。ところが初手黒h1→白g1→黒b1は以下白a8→黒a7→白a6→黒h7→白h8…で全然足りず、初手黒h1→白g1→黒h7も次に白a2!と普通に奇数空きに先着され次に黒a1でもb1でもやはり足りません。

初手黒b1に対して白a1→黒a2の交換を入れるのは損になります(白a1→a2の連打筋を失うため)。そこで白はa6かa8しか手がありませんが、白a6には黒h8→白a1→黒h7→白a2→黒h1→白g1→黒a7→白a8とほぼ一本道で黒の4石勝ち。また初手黒b1→白a8なら黒h8。ここで白h7と打てないのが痛く(打つと黒h1→g1の連打で大損!)、白a1→黒h7→白a2→黒a7→白a6→黒h1→白g1で黒6石勝ち。初手黒b1→白a8→黒h8の次は佐谷さんが指摘しているように左上連打よりも白a7の方が僅かに得で、以下黒a6→白h7→黒h1→白g1→黒パス→白a1→黒a2、あるいは黒h7→白a6→黒h1→白g1→黒パス→白a2→黒a1でいずれも黒の4石勝ちになります。

「初手は」さん御指摘の通り、黒がh8に先着することがこの局面のポイントと思われます。なぜならば黒h1→白g1の交換をしてしまった後では黒は右辺か下辺のどちらかしか取れませんが、右上を保留して黒h8に打てれば最終的に黒は下辺と右辺の両方を取ることができるからです。この発想が私には浮かびませんでした。

「黒白黒白より黒黒白白のほうが黒にとって良い(末國理論)」というのは、この局面で言えば左上を白に連打させて右下を黒が連打するのが黒にとって得になっている、ということでしょうか? なかなか興味深い理論ですね。もし私の解釈が間違っていたら佐谷さんぜひ訂正をお願いします。

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