健康管理

昨日の大会後の飲み会でも病気の話が出ていましたが、やはり健康に勝る宝はありませんね。私ももうすぐ50歳。この歳になると特にそれを感じます。

私が健康維持で特に留意しているのは運動です。高校と大学で運動部に所属していたこともあって、常に何かしらの運動をしてきました。と言っても私の場合どこかに出かけないとできない運動(ジムやテニスなど)は、近くに手頃な場所がないこともあって長続きしないので、隙間時間に自宅や自宅周辺で手軽にできる運動をしています。

ここ数年の定番メニューは週に2回程度のランニング(近所を30分ぐらい)と、二日に一度の筋トレ(自宅での腹筋と腕立て伏せ)です。筋トレは各100回を2セットで10分程度です。

実に古典的なメニューで、トータルすると一週間に1時間半しか運動していないのですが、その効果は絶大なものがあります。やはり少しずつでも継続することが大切なのですね。

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品川ニューイヤーズカップ

昨日は品川ニューイヤーズカップに参加しました。70人以上の選手が出場して賑やかな大会でした。


1回戦
●村上 健 Murakami Takeshi
○高橋 永 Takahashi Hisashi

打ち初めの一局は高橋三段。種石を切られて苦しい展開でしたが42が敗着。ここは初志貫徹でa7と辺を取るべき。以下黒f2には白e1!が好手でまだ互角でした(以下黒d1なら白d2で対角線を通す)。



2回戦
●村上 健 Murakami Takeshi
○小林昭太 Kobayashi Shouta

この試合は序盤でかなりの優勢になったのですが、そこから決めあぐねました。中盤以降の小林選手の着手は非常に的確で、私は時間が少なくなりかなり追いつめられました。特に悩んだのが41手目。黒b2を読んだのですが、白g7と打たれると自信が持てず却下(実際それだと白+2形勢)。どうやら終盤の逆転はなかったようですが、小林選手の粘りは凄かったです。



3回戦
●末國 誠 Suekuni Makoto
○村上 健 Murakami Takeshi

これは悔いの残る試合です。末國九段は43で白a4を強制して黒勝ちと判断していたようですが、私は下辺および右辺が白にプラスになる形なので白に勝機があると感じていました。実際45までの形勢は白やや良しだったのですが、46が敗着。ここは白c1→黒e1→白h2→黒h1→白g2→黒b1→白h5…で白+6。下辺の一色の山が働いています(白h5の時に黒g7がない。打つと白h8→h7の連打)。

「終盤で競り負ける」のがここ数年の私の傾向で、この1カ月半は終盤力強化(詰めオセロ)に取り組んできたのですが、やはりそんなに短期間には効果は出ないということでしょう。



4回戦
●村上 健 Murakami Takeshi
○館野龍二 Tateno Ryuji

この試合は種石を切られてずっとやや苦しいと感じていたのですが、36が痛恨の悪手。37のストーナーで一気に黒勝ち局面になってしまいました。37でa2以外ならばまだまだ互角の勝負でした。



5回戦
●村上 健 Murakami Takeshi
○松谷信平 Matsutani Shinpei

この試合も苦しかったです。19が悪手。20~24が素晴らしい好手順で白優勢です。19はe8がベターでした。しかし30が緩い手。下辺には手をつけずに白f1で手を渡されると黒はほとんど敗勢です。下辺を白の悪形にして33が打てて持ち直しました。そして36が敗着。ここは一路右のe2なら白が優勢を維持していました。



6回戦
●飯島隆宗 Iijima Takamune
○村上 健 Murakami Takeshi

これも終盤で競り負けた試合。非常に難しい終盤なのですが、40は白h5→黒e1→白f1→黒h6→白h7→黒g1…が最善でした(白+6)。しかしこの展開は自信が持てず却下。実際、仮にこの展開になっても白が勝つのはかなり難しく、やはり負けていたような気がします。49が石損で引き分けの局面になったのですが、50が再び悪手。ここは白g8→黒a8→白b7→黒f8→白g2!という実にうまい展開で引き分けでした。いずれにしても今の私にはこの試合を勝ち切る力は残念ながらありませんでした。やっぱりオセロは終盤力ですね。



7回戦
●村上 健 Murakami Takeshi
○中島哲也 Nakajima Tetsuya

この試合は中島八段のうまさが光りました。特に22から28までの打ち回しはまさに名人芸だと思います。苦しいながらも粘ったのですが、49が実質的な敗着。ここは当然黒c8と打つべきで、それなら左上のハイパー偶数や、白h8が悪手になっていること(黒g8で多く返る)などから白の寄せ方が難しく、もしかしたら一波乱あったかもしれません。

結果は4勝3敗で18位でした。ワールドカップでも予選通過が危ぶまれる成績ですが、残り少ない日々を可能な限り終盤力向上に当てたいと思います。

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