マシアス・ベルク選手

来年1月23日~27日に行われるオセロワールドカップ2013に出場予定のマシアス・ベルク選手(ドイツ)が、日本で自宅に泊めてくれる方を探しています。寝袋を持参するのでベッドがなくてもよく、また大会期間中泊めてもらえるのが理想ですが、無理な場合は1泊でもありがたいとのことです。ベルク選手といえば世界選手権の準決勝進出常連の強豪選手なので、泊めてあげればきっと良い練習にもなることでしょう。彼を泊めてあげよう、という方がいましたら私までメールでご一報下さい。よろしくお願いいたします。
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品川トリオオープン④



6回戦
●岡本一樹 Okamoto Kazuki
○村上 健 Murakami Takeshi

最終戦の相手は「なちことゼブラチーム」の岡本八段。この試合は途中まで互角に進んだのですが26が疑問。d列が黒一色の時に打ちたい手なのですが、そこを我慢して普通にe6と埋めるべきでした。28も疑問手。これを打ってしまうと黒f8となった形が良すぎます(右下に白が打てない5個空きができます)。28はb4がベターのようです。32も迷いました。上辺の形を決めたのはやはり良くなかったかもしれません。39と打たれて長考したのですが、どう打っても負けです。40以降は双方全て最善手。特に黒45~47の手順がうまく、白はどうすることもできません。51でf7なら白g7で白勝ちですが、本譜51が好手です(52f7なら黒b7)。岡本七段の正確な終盤の前に手も足も出ませんでした。

結局個人戦は4勝2敗。チーム成績は3勝3敗でした。強豪と沢山打てて非常に充実した一日でした。企画運営して下さった中島八段御夫妻、どうも有り難うございました。


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品川トリオオープン③


4回戦
●代田泰斗 Shirota Yasuto
○村上 健 Murakami Takeshi

4回戦は「オセロ廃人チーム」の代田四段。この試合は序盤から双方目立った悪手もなく互角の展開が続いたのですが、36で私が間違えました。ここは白e8→黒d8→白b7が最善。このような下辺の形では普通の攻め方で私もまずこれを考えたのですが、色々迷った挙句に白a3を利かそうとしてしまいました。しかし次のg2が好手。白は42でブラックラインを切ってh1を取りますが、45が再び手筋の好手。右上がハイパー偶数(黒から打てない2個空き)になっています。苦しい私は長考を重ねて46の段階で既に残り時間30数秒! 対する代田四段はまだ6分以上時間が残っています。47はどこに打つべきでしょうか?

47で普通にb2に打つと白c7→黒g8→白g1→黒h2→白g7!で黒勝てません。以下どう打ってもホワイトラインが黒一色となり、白にa1→a2の連打を許してしまいます。従って47の正解は黒a2! 以下白a1→黒b2→白c7→黒g8で黒の確実な勝ちでした。ところが優勢に油断したのか47~49が痛恨の敗着! 50と打たれてみるとホワイトラインの白通しが効き、黒にもはや勝ちがなくなっています(黒g1なら白b2、黒b2なら白a2、黒h6なら白g7)。まさに一瞬の逆転劇で、オセロの終盤の恐ろしさを示す試合となりました。



5回戦
●村上 健 Murakami Takeshi
○山川高志 Yamakawa Takashi

5回戦は「Hopeオセロ支部チーム」の山川七段。この試合は私の好きな種石切りの展開になったのですが、29が悪手。ここはf2→e3の連打を狙う方が良かったようです。33もc6あたりがベター。敗着は39。打つ時はこの一手だと思っていたのですが、次に打たれたg2が非常に厳しく黒の勝てない形になってしまいました。39はc2!が最善で、これならまだこれからの試合でした。白g2の良さを打たれる前に気付けなかったのが敗因だと思います。


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