終盤問題・解答

まずは下の盤面の右下にある「>|」をクリックして下さい。これで今回の詰めオセロの局面が出てきます。次に同じく盤面右下にある「Put」の左の□をクリックして下さい。盤面の色が水色に変わり、自由に手を進めたり戻したりできるようになります。


黒番。最善手順は?

黒は8箇所に打てます。そして簡単に悪手として切り捨てられる手は少なく、有力そうな初手が少なくとも4手(b1、c1、d1、h8)はあります。そしてそのどれを選んでもかなり細かい勝負になり、黒が微妙に勝てそうにも思えます。しかし実際に手を進めていくと、黒はいい線までは迫るのですが、細かく足りずなかなか勝てません(ぜひ色々な筋を実際に進めて確認してみて下さい)。非常に難しい局面だと思います。

再び下の盤面の右下にある「>|」をクリックし、「Put」の左の□をクリックして下さい。


黒番。最善手順は?

正解はミスター大富豪さんのコメントにある「白は、ブラックライン通されたくない→d1には置きたくない為、黒b1→白b2→黒c1で、黒は右辺を取れ、33石以上残りそうです」という考え方です。実際に黒b1→白b2→黒c1と進めてみて下さい。ここで白がd1に打つと黒h8→白h7→黒g2!でブラックラインを通すことができます。この結果次に白g1→黒パス→白h2→黒h1でも、白h2→黒h1→白g1でも、黒は右辺を取って細かく勝つのでした。

ただ白には、黒b1の後にb2ではなくg1やg2など色々な手があります。それらの手だと白は偶数理論をキープできますが、今度は右上回りで黒が右辺を取ってやはり黒が細かく勝てます(例:黒b1→白g1→黒d1→白h2→黒h1→白g2→黒h7→白h8→黒b2→白c1。黒4石勝ち)。

このように右上から回って黒が右辺を取る手が残っていることが黒の勝ちにつながるので、早い段階で黒h8→白h7の交換を入れてしまうと黒が勝てません。

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