ワールドカップ予選②


1回戦
●村上 健 Murakami Takeshi
○木村祐斗 Kimura Yuto

初戦の相手は麻布オセロ部の木村二段。26ではe2と打たれるのが一番嫌でした。ここに打たれるとc6やg6の好所に打たれて黒劣勢です。36はh3の方が粘れます。本譜36で黒は下辺が取れることになりかなり打ちやすくなりました。しかし私も51が悪手(正解はa3)で一気に細かくなります。53以降は最善で黒の唯一の勝ち筋。ぎりぎりで勝つことができました。


2回戦
●藍原重朗 Aihara Shigeaki
○村上 健 Murakami Takeshi

2回戦は新潟の藍原三段。この試合は20で一番迷いました。g5が第一感だったのですが、黒a3で厳しいと感じました。かといって白a3から辺を取らせるのも引っ張られて怖い形です。あれこれ考えて結局左辺を取らせました。25は有難く感じました。ここは余裕手を温存してf2が一番嫌で、これなら黒もまだ打てたと思います。29はd7の方が粘れそうです。後半はホワイトラインの白通しを利用して安全に勝つことができました。



3回戦
●谷澤美里Tanizawa Misato
○村上 健 Murakami Takeshi

3回戦は谷澤五段。この試合は26で迷いました。第一感はa5の当てですが、以下黒a3→白a4→黒b3→白e2→黒b6…で自信がありませんでした。しかしこの展開なら途中白e2の代わりに白b6→黒e2→白e1!が良く、これなら白良しでした。黒は27~29が絶好手順。白はd8に割り込まれては厳しいので30でd8と取らざるを得ません。31が緩手。ここは黒g6→白g3→黒b6が正しい手順でした。これなら次に白は右辺方面に良い手がありません。実戦の手順(31b6→白g3)だと、次に黒g6なら白h6の好手があります。これはゼブラに教えてもらったことなのですが、とても参考になりました。35も疑問。ここも黒g6が好手で互角でした。実戦35は好手36を与えてしまい、以下は最後まで白がリードを守りました。


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